はじめまして、フロントエンドエンジニアの亀田です。昨年の秋に入社し気が付けばあっという間に3ヶ月が経過しました。
そういえば今日はバレンタインデーですね。自席のボックスの中はチョコレートで溢れかえっていることでしょうが、ブログを書いていて忙しいのでまだ開けられてないです。
そんなわけで定番中の定番にはなりますが、今回は入社エントリーを書いていきたいと思います。
自己紹介
まずは簡単に経歴を紹介させてください。
これまでは、制作会社のWebディレクターとして、サイトの企画・設計や、案件・開発の進行管理、データマーケティング系のコンサル業務では、市場・ユーザー調査・分析や、Webサービス等の行動データ、在庫データ、等を元にした分析や企画プランニング、データ収集のためのプログラム実装等を中心に行ってきました。
開発経験としては、制作会社時代にフロントエンドの開発や、コンサル業務の一環でデータ収集や業務効率化のための断片的なスクリプト等を書く程度だったので、本格的に業務としてWebサービスを開発したことはない状態でした。
今後はWebサービスを中心として開発をしていきたいということで、縁あってLCLにほぼ未経験の状態でフロントエンドエンジニアとして入社しました。
入社3ヶ月が経過した自分目線のLCL紹介
そんな開発未経験の自分が入社してから約3ヶ月で感じたことを率直に書きます。LCLを少しでも知ってもらえると嬉しいです。
社内全体
入社して感じたLCLの社内全体として感じる点を書いていきます。
Slack文化の浸透
LCLでは全社的にSlackが浸透しています。少なからず自分はメールを1通も送ってません。
ブログを見返すとSlackに移行したときの取り組みが赤裸々に書かれていました。先人の努力によりストレスのないコミュニケーションの恩恵に与っています。ありがたや。
静寂
入社して一番驚いたのはこの点です。この点を避けてLCLは語れません。
社内はびっくりする程静かです。一応面接時に「入社した方がよく静かと言います」とは聞いていましたが、想像を絶していました。 まじで私語禁止かと思いました。
ふと今までの会社が異常に騒がしかったのか、Slackによるモダンコミュニケーションの弊害なのかなど、考えうる様々な解釈を脳内に巡らせましたが、結論「ただのLCLの圧倒的静寂」でした。
といいつつ、個人的にこの雰囲気は結構嫌いじゃないです。
不思議なことに決して話しにくい雰囲気というわけではなく、単にもくもくと作業をする雰囲気が醸成されているというイメージです。(結構昔からこんな雰囲気だったらしいです)
逆にMTGなどは結構ざっくばらんな感じで、みんな楽しそうにしていることが多いので、メリハリがあって逆に良いですね。
良い意味で会社っぽくない
「会社っぽくない」という表現はもしかしたら語弊があるかもしれませんが、規模的な理由なのか、LCLの文化なのか分かりませんが、良い意味で会社っぽくないです。
会社って結構色々な取り組みや誰も望んでない強制参加イベントとか発生しがち(あくまで個人の意見です)ですが、LCLはそれが極限まで少ない印象です。 昔は意味のない朝礼とか総会とかあってよくボイコットしてました。
色々なことに関して強制はないですが、イベントに関しても業務(ビジネス的な部分)に関しても、意見を出せばウェルカムだしトライできるので、自発的に何かしたければやれる環境だと思います。
人によっては好き嫌いはあるかもしれませんが、個人的にはやらされよりやっていきな雰囲気がとても好きですし、だからこそ自分みたいにフィーリングが合うと、仕事だからという動機ではなく、純粋により良くするにはどうしたらいいか、こんなことやっていきたいなど考えるようになります。
環境面
オフィス全体のことから身の回りの環境のことまで。
オフィス環境
項目立てしておいてなんですが、約2週間後にオフィス移転があり恵比寿に参ります。
なのであまり書いても仕方ないですが、現在は晴海トリトン40階にオフィスがあり、景観を楽しむ上では最高のロケーションです。下手したら金を取れるレベルなんじゃないかとすら感じます。
オフィスの中は、社員数も30〜40人規模なので特別広くはないですが、適度な広さで多少のアットホーム間もあって気に入っています。
移転後はどうゆう内装になるかは分かりませんが、自分より後に入社したにも関わらず圧倒的なパフォーマンスを披露する新人エスプレッソマシンは共に恵比寿に来てくれるので安心です。
デスク周辺環境
エンジニアは特に気になるデスク周辺環境ですが、
自席は隣との間が広く、パーソナルスペースが広めに確保されています。そこそこ広いので自分の世界に入り集中して開発に取り組めます。(オフィス移転後どうなるかは不明ですが)
特に気にしてませんでしたが椅子も結構お高めのものらしく、確かに長時間座ってても疲れを感じません。背もたれの弾力も悪くないです。椅子自身の存在感がゼロになるほどノンストレスなあたり、椅子の優秀さを感じます。
デバイス関連
入社時にノートPCが支給されますが、事前に希望を聞いてもらえました。エンジニアならこだわりが強い人は多いと思うので融通効くのは嬉しいポイントですね。
また、この記事を書いている過程で過去のブログを見ていると、こんなことが書いてありました。
今時の会社なら当たり前かもしれませんが、Mac/Windows選択可能、デュアルディスプレイ完備です。もちろん、最新の製品が貸与されます! 細か過ぎる求人票を作ってみた! - LCL Engineers' Blog
不思議なことに自分の席はディスプレイがデュアルってないです。
何だ嘘かと思い辺りを見渡すとみんなデュアルってました。少し切ない気持ちになりましたが、希望すれば余裕で手に入ると思うので、移転後にデュアルっちゃおうと思います。
その他、必要なものがあれば、余っている在庫を自由に使ったり、サクッとSlackで依頼して買ってもらうこともできます。
先日、据え置きキーボード使おうと備品が入っている引き出しを開けてみると、数年前にプライベートで数万奮発して買ったReal Forceのキーボードがゴロゴロと転がっているのを見て、やっぱりなんだか少し切ない気持ちになりました。
とにかく、結構ゆるく好きなものを使える環境はGoodですね。
働き方
LCLでは全社的にフレックス制度が導入されてます。コアタイムは決まっていますが、コアタイムのみ勤務していれば早上がりしたりと融通の効く働き方ができます。
また、エンジニアが在籍する技術開発部ではリモートワークで勤務することもできます。よく制度はあるけど、実状として機能していないなんてなんてケースはあるあるですが、LCLでは多くのエンジニアが利用しています。
自分が入社してからの3ヶ月程でも、リモートワーク制度を一つの理由として、採用応募してきてくれる方も多いですが、個人的に初めてリモートワークを利用してみて、リモートワークはある種信頼の証というか、自由の裏返しというか、利用している側からしても期待を裏切りたくない気持ちになるのは発見でした。リモートワーク本来の目的である働き方やクリエイティビティの自由化の効果も当然高そうです。
あと残業が本当に少ないです。基本的にみんな定時付近で帰っちゃいますし、フレックスを組み合わせると実質残業はほぼないです。自分も残業時間はゼロに近いです。
フレックスがあるからとかリモートができるからというより、このように自由で融通の効く働き方が認められたり検討できるスタンスを持っていることは、自分が入社することを決めた一つの理由であり、入社してからのギャップもほぼなくGoodです。
技術開発部について
技術開発部は、エンジニアが所属する部署です。自分が所属する部署でもあるので、少し詳細度を上げて書いてみます。
チーム構成
技術開発部は、大きく3つのチームから構成されます。
- フロントエンド
- バックエンド・アプリ・SRE
- データ連携・解析
基本的には各チームレベルでIssueに取り組んでいきますが、横断的な案件はよくあるのでチーム横断のコミュニケーションは頻繁に行われます。
フラットで良質な関係性
これは全社的にも言えることだとも思いますが、特に自分が所属している技術開発部の中でのコミュニケーションは非常にフラットです。
スキル、社歴、経歴、役職などがバラバラのメンバーが在籍していますが、本当にフラットなコミュニケーションが行われています。
自分は開発未経験で入社したのでコミュニケーションの点でも入社する前は不安がありましたが、そんなこといつの間にか忘れていました。
また雰囲気的にもカチッとしておらず、緩めの雰囲気ではあるものの、サービス・利用ユーザー等に対する価値を上げることがメンバーの根底にあるため、常に議論は前を向いています。
少なくとも現在在籍しているメンバー同士は、価値観の方向性が似ていたり、お互いに信頼やリスペクトがあるからこそ、良質な関係性が出来ているのだろう。と入社して約3ヶ月同じチームで一緒に過ごしてきて感じています。
フロントエンドチーム
最後に自分が所属しているフロントエンドチームついて少しだけ。
現在フロントエンドチームは社員は2名と業務委託メンバー1名の計3名の体制で運営しています。
メインは既存サービスの改善、新企画や機能の開発などを中心にフロントエンドの開発を行っていますが、今後は会社全体として更に挑戦していけるように、チームとして生産性を上げていこうと様々な取り組みを本格的に行っていく予定です。
手始めに今年に入ってから、チーム内で時間を作ってスキルアップタイムの名の下に、興味領域や必要性を感じる題材を選定して共同学習をはじめました。
直近での業務に必要そうな題材を先行でインプットし直後の実務で活用したことで、生産性の向上、ひいてはスキルアップに繋がったことを感じています。当然と言えば当然ですが、想像していた以上の効果を感じているので、この辺りはナレッジが溜まったらまたブログにでも書こうと思います。
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より良いサービスを世に送り出すために、エンジニアは目まぐるしく変わる世の中で日々のインプットが欠かせません。
LCLのエンジニアは技術やサービス価値向上に対するモチベーションが高く、チームとしてスキルアップや生産性に協力して取り組む空気があり、今後はこれまで以上に良いサービスをユーザーに届けることができるのでは無いかと自分自身もとても期待していますし楽しみです。
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