フロントエンドエンジニアの岡田です。 今回は、少し前からエンジニアチームで行っているモブプロ方式による勉強会についてご紹介します。
モブプロ(モブプログラミング)とは
ざっくりというと一つのディスプレイをみんなで見てプログラミングするスタイルです。
ドライバーとナビゲーターに分かれてプログラミングをします。
ドライバー:PCを操作する人
ナビゲーター:ドライバーと一緒に考える人。調べ物をしたり、指示をしたりする
モブプロについてのより詳しい説明は、ここでは割愛します。 開催にあたっては、@TAKAKING22さんのスライドを参考にさせていただきました。 speakerdeck.com
なぜモブプロ方式による勉強会をはじめたか
LCLのエンジニアチームでは、リモートワークを活用しているメンバーが多いこともあり、対面でのコミュニケーションが少ない状況でした。 また、新しい技術やツールを積極的に取り入れていますが、担当したメンバー以外は学習のハードルがやや高いのも課題でした。 そこでこれらを解消する手段として、モブプロ方式による勉強会をはじめました。
LCLのモブプロルール
本来のモブプロとは少し違う部分もありますが、LCLでは以下のようなルールで行っています。
- 定期的に続けるため、週1回、1時間で行う
- 講義にならないように、詳しくない人がドライバーになる
- 主担当が実際のタスクを想定し、1時間で完結させるためのシナリオを準備する
- 主担当が次回のテーマを選定する
活用例
自動テスト(Rspec)編
実際にモブプロを行ったときの様子をお伝えします。
モブプロの流れ
以下の流れで行いました。
- 最初にテストについて簡単に説明
- 次にハンズオン的に実際コードを書きながら説明
- メンバーを交代して、コードを書いてみる
- わからないことがあれば、見ているメンバーが都度調べる
モブプロ後のみんなの感想
- 今すぐにでもテストをかけそうな気がした
- 仕事であまり関わりのないメンバーとも話せてよかった
- 他の人の質問・疑問を聞いて理解が深まった
- 1時間という短時間でも結構役に立つ
まとめ
他のテーマの会では、モブプロの後で、実際にアプリを作成したメンバーもいました…! 新しいことを始めるハードルは、下げられたのではないかと思います。これからも定期的に続けていきたいと思います。