Webエンジニアの横塚です。
先日、t2系インスタンスのリザーブドインスタンスの有効期限が近づいてきたのでt3系インスタンスへ移行しました。 その時の様子を一部紹介したいと思います。
LCLのエンジニアチームにはインフラ専任のメンバーはいません。
バックエンドエンジニアやアプリエンジニアがインフラ業務も兼任しており、スキルもバラバラです。
メンバー全体の経験値を上げるために、こういった作業が発生する際にはできるだけ経験の少ないメンバーが主導となって進めるようにしています。
今回はインフラメンバーで会議室に集まり、ディスプレイにAWSコンソールを写しながら作業を実施しました。
事前準備
以下のように事前準備をし、作業担当の割り振りをしました。
- 事前に主担当が手順をまとめて、レビューをする
- 作業担当を割り振る
- 画面を前に映して代表してAWSコンソールの操作・コマンドを叩く人(経験の少ないメンバー)
- サーバに入り、ログなどをチェックする人
- いざという時のアドバイザ(経験豊富なメンバー)
実際の作業
2台で運用しているとあるWebサーバを2台ともアップデートしました。
仮にサーバA, Bとします。
- サーバAにsshしてアクセスログを垂れ流しておく
- サーバAをALBから切り離す
- アクセスログが止まったことを確認する
- サーバAのインスタンスを停止する
- サーバAのインスタンスタイプを変更する
- サーバAのインスタンスを起動する
- サーバAに直接アクセスし、問題ないことを確認(ログも流れてること確認)
- サーバAをALBに繋ぐ
- ログが流れ出すこと確認
...以上をサーバBについても実施。
こんな感じで進めました。 30分ほどでWebサーバ2台のインスタンスタイプ切り替えが終わりました。
まとめ
作業担当が割り振られているので、自分のタスクに集中しつつも他のメンバーの作業が目に見えてわかるので進めやすかったです。
また、AWSコンソールでの作業経験が少ないメンバーでも、周りで経験豊富なメンバーが見てくれているので安心して作業を実施できました。
細かくはENA有効化などの手順も含みますが、下記のc5インスタンスへの移行記事でも紹介しているので今回は割愛させていただきます。
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