この記事はLCL Advent Calendar 2020 - 13日目です。
バックエンド兼、バス便データを管理をしている高橋です。
最近のマイブームは「鬼滅の刃」です!
「鬼滅の刃・無限列車編」は親子三世代(私の母、私と妻、娘)で観に行ってきました。
単行本の最終23巻も合わせ涙腺がやばい状態です(笑)
バス便データ管理チームとは
LCLにはバス便データを管理するチームがあり営業企画やアルバイトの方々と以下のような業務を行っています。
- APIの開発・改修
- 管理画面の開発・改修
- お客様(バス会社様、販売会社様)からの問い合わせ対応
- 連携データをバス比較なびに掲載するための各項目の名寄せ対応
- 新路線登録、廃止路線削除
- ダイヤ改正
- etc
API連携
バス比較なびでは多くのバス会社様や販売会社様とAPI連携をさせていただいており、その情報を元にサイトを運営させて頂いております。
このAPI連携ですがなかなか一筋縄ではいかず、お客様毎にフォーマットが違うため取り込む際にバス比較なびに掲載できるように変換する必要があります。
例えば以下のようなものがあります。
- バス停名の名寄せ(バス比較なびとAPI連携のバス停の紐付け)
例)バスタ → バスタ新宿 - バス会社の名寄せ
例)A社B社共同運行 → A社
現状では多くのお客様とAPI連携をしたことによりノウハウも蓄積され、新規API連携を開始する場合でも時間を掛けずに対応し、バス比較なびに掲載することでお客様に喜んで頂いております。
そんな中で地味に対応しているのがバス停(停車地)の座標登録があります。
今回はこのバス停の座標登録のお話となります。
※運用の話でして技術的な話ではないです。
バス停座標
API連携のデータ内にはバス停の座標情報が登録されているケースがありますがお客様によって座標の定義が以下のようになっていることがあります。
- バス停ではなく集合場所の座標
例)A地点に集合後バス停まで歩いて移動する場合はA地点の座標が登録されている - バス停上下線の中間点の座標(道路中央に座標が定義してある)
- バス停の入口
例)高架橋の高速道路にバス停がある場合、バス停へ向かうための出入口の座標
バス比較なびでは以下のようにできる限り乗り降りするバス停の座標を登録するようにしています。
- 高速道路ですと上下線のバス停をそれぞれ登録する(下記画像を参照ください)
- 乗降専用のバス停の座標をそれぞれ登録する
東名足柄のバス停地図 | 高速バス・夜行バス予約【バス比較なび】
バス停座標の登録方法
バス停座標の登録の自動化を試みたこともありましたが現在は地道に手動で座標を登録しています。 座標の確認方法としては主にお客様サイトのバス停情報を参考にして登録しています。
しかし、座標が確認できない場合はグーグルのストリートビューで地道に探して確認します。
東名伊勢原バス停 www.google.co.jp
バス停座標確認の裏技
このストリートビューは非常にありがたいのですが、たまにストリートビューでもバス停を見つけられないことがあります。 例えばバス停がトラックなどで隠れている場合や川の土手沿いにあり木や草が生い茂っていて見つからないなどです。
例えばこんなようなケースです!
※高速道路は分かりやすいですが一般道などでこういうケースがあると見つけにくいことがあります。
www.google.co.jp
そんな場合でも神様がいるんです。バスマニアの方々がブログやSNSに載せてくださっているんです。
こちらを参考にすると見つけられることもあります。
※最終的に見つけられない場合はバス会社へ電話で確認します。
このように地道な作業によりバス停ページが成り立っています。
今後の課題
新しいバス停が登録されると座標が登録されない、または道路中央に座標が登録されてしまう場合があるので地道にメンテナンスをしていかないといけません。 自動化できればよいのですがなかなか厳しいので新規に登録された場合などはアラートを出すなどして対応していきたいと考えています。 また、バス停ページを充実するという話も上がっているのでそちらの対応していこうと考えています。
最後に
LCLのあるある話なんですがストリートビューなどでバス停を探していると、実際に旅行などで現地に行った時に気になってバス停を確認しに行ったりしちゃいます。
バス停を見つけるとなんとなくホッコリした気持ちになります(笑)